奨学金を払えないとどうなる?返済できない場合の対処法を解説!

返済期日に間に合わない」
「お金が用意できなくて滞納が続いている」

社会人になって一人暮らしを始めると、意外にお金がかかることに気が付きます。
生活費でカツカツになり、奨学金を返済できずに困っている方は多いのではないでしょうか

そこで本記事では、奨学金を払えない場合について以下の内容を紹介していきます。

【この記事でわかること】

 

  • 奨学金を払えない場合の対処法
  • 奨学金の滞納で発生するデメリット
  • 奨学金を払えない場合の最終手段

奨学金の種類や踏み倒しのリスクまで徹底解説します。
奨学金の延滞でお悩みの方はぜひ参考にしてください。

アイフルはWEB申込みなら最短25分で審査完了!

アイフル

スピード審査で即日融資可能

アイフルではカード発行なしで当日借り入れが叶います。

在籍確認なしで審査終了

\ 在籍確認無し&郵送物なし!/

アイフルの詳細はこちら!
目次

奨学金の種類を把握

奨学金には大きく分けて「給付型」と「貸与型」の2種類があります。
返済義務に関しては下記の通り。

奨学金の種類 返済義務
給付型 なし
貸与型(無利子) あり
貸与型(有利子) あり

詳細をチェックしていきましょう。

「給付型」は返済義務なし

給付型の奨学金は返済不要です。
それだけでなく、大学や専門学校の授業料などが免除・減額されるケースもあります。

また、給付型奨学金は貸与型と比べて受給条件のハードルが高いのが特徴です。

「貸与型」は利子の有無をチェック

貸与型の奨学金には返済義務が発生します。
返済日が設けられていたり、保証人が必要だったり、一般的な借金と大きな違いはありません。

また、有利子の場合、奨学金の総額や利用期間に応じて利息が上乗せされます。

受給のハードルに関しては、給付型>貸与型(無利子)>貸与型(無利子)の順に厳しくなる仕組みです。

奨学金を払えない人が増えている

経済的な理由から奨学金を払えない人は増えています。

NIKKEI STYLE:奨学金が返せない 原因は学費より「一人暮らし」

特に一人暮らしの方や安定収入のない無職・専業主婦の方は、家賃や光熱費、食費の支払いから奨学金まで手が回らないこともあるでしょう。

しかし、奨学金を支払えないからといって、踏み倒しをするにはリスクが高く、何らかの形で返済する必要があります。

以下の対処法を参考に問題解決に取り組んでいきましょう。

奨学金を払えない場合の対処法

ここでは、奨学金を払えない際の対処法について解説します。

【対処法】
  • 借入先に電話で相談する
  • 減額や猶予制度を利用する
  • 家族や親族にお金を借りる

日本学生支援機構に電話で相談する

奨学金を払え場合、最初に相談すべきなのは借入先です。
例えば日本学生支援機構の連絡先は以下の通り。

日本学生支援機構

電話番号 0570-666-301
電話対応時間 平日9:00~20:00

いつまでに払えそうか、なぜ滞納してしまったのかなど、具体的な状況を伝え、返済期日について相談しましょう。

「減額返還制度」や「返還期限猶予制度」を利用する

日本学生支援機構の奨学金が払えない場合、減額や猶予制度を利用できます。
具体的な内容は以下の通り。

名称 内容 条件
減額返還制度 返済金額を1/2または1/3に減額 災害や傷病、経済的理由により返済が難しい方
返還期限猶予 最大10年先まで返済を猶予 返済が難しい方
返還免除制度 全額または半額免除 研究やスポーツ競技等で特に優れた実績を収めた方

ただ、減額制度や猶予制度には適用条件が設けられています
ご自身がどの制度を利用できるか、それぞれ詳細をチェックしていきましょう。

減額返還制度

「減額返還制度」とは、毎月の返済金額を1/2または1/3に減額できる制度のことです。
具体的な適用条件は以下の通り。

【適用条件】

 

  • 災害、傷病、経済的理由により返還が困難
  • 願出及び審査の時点で延滞していないこと
  • 口座振替(リレー口座)加入者であること
  • 月賦返還であること
  • 個人信用情報の取扱いに関する同意書(以下「同意書」という)が提出されていること

(参考:日本学生支援機構「減額返還制度の概要」)

経済的自由で減額返還制度を活用する場合、年間収入金額325万円以下が1つの目安になります。

また奨学金を延滞している方は、本制度の審査が始まる前までに解消しておく必要があるのでご注意ください。

返還期限猶予

「返還期限猶予」とは、文字通り奨学金の返済を待ってもらえる制度です。
返還期限猶予の限度は最大10年(通算)です。

しかし、災害や育児休業など、以下の条件に当てはまる方は10年の制限がありません。

適応条件
  • 災害
  • 傷病
  • 生活保護受給中
  • 産前休業
  • 産後休業
  • 育児休業
  • 一部の大学在学中
  • 海外派遣

返還免除制度

「返還免除制度」とは、奨学金の返済を免除または半額にしてくれる制度です。
大学院の第一種奨学生の内、当該年度中に貸与が終了する方が対象になります。

また本制度を利用するためには特に優れ業績を挙げる必要があります。
詳細は日本学生支援機構特に優れた業績と評価方法」を参考にしてください。

家族や親族にお金を借りる

奨学金が払えない状況や理由を家族に伝え、経済面を支援してもらう方法もあります。
きちんと説明をした上で、直近の返済分だけでもサポートしてもらえるようお願いしましょう

しかし、奨学金の滞納を根本的に解決するためには、継続的にお金を用意できる状況にする必要があります

奨学金が払えなくても踏み倒しはNG

奨学金が払えないとしても踏み倒しは絶対にNGです。
延滞を放置し続けると差押えまで発展し、保証人にまで返済義務が残ります

日本学生支援機構など借入先からの電話やハガキを無視せず、何らかのアクションを起こすことが重要です。

また、奨学金を払わない場合、以下のようなデメリットやペナルティが発生します。

【ペナルティ】

 

  • 最大10%の延滞金が発生する
  • クレジットカードやローンの審査に通らなくなる
  • 奨学金の一括返済を求められる

詳細を見ていきましょう。

最大10%の延滞金が発生する

奨学金の滞納した場合、ペナルティとして延滞金が発生します。

延滞金利は借入先によって異なり、日本学生支援機構の第二種奨学金(有利子)の場合は以下の通りです。

【第二種奨学金(有利子)】

平成26年3月27日まで 年10%
平成26年3月28日~令和2年3月27日 年5%
令和2年3月28日以降 年3%

最大10%もの延滞利率が設定されており、滞納金額が多いほど利息も増えてしまいます。

クレジットカードやローンの審査に通らなくなる

奨学金の延滞が続くとクレジットカードやローン審査に通らなくなります。
信用情報が傷つきブラックリスト入りするからです。

信用情報とは、金融サービス利用状況をまとめた個人情報のこと。
主にCICJICCKSCの3機関で保管されており、クレジットカードなどの申し込み時に参照されます。

「奨学金が払えない=返済能力に問題がある」と判断され、他の金融サービスに審査落ちしてしまう仕組みです。

しかし、奨学金の支払いに1日遅れた程度では信用情報に傷つきません。
例えば日本学生支援機構の場合、ブラックリスト入りする具体的な条件は以下の通りです。

【ブラックリスト入りする条件】

 

  1. 個人信用情報機関に個人情報を登録する条件は何ですか。
  2. 個人信用情報の取り扱いに関する同意書を提出していただいている方のうち、現在奨学金を返還されている方は、延滞3ケ月以上の場合に個人信用情報機関に個人情報が登録されます。新たに返還を開始する方は、返還開始後6ケ月経過時点で延滞3ケ月以上の場合に登録されます。

(参考:日本学生支援機構「奨学金に関するよくあるご質問」

奨学金の一括返済を求められる

奨学金を払えない状況が続くと一括返済を求められる可能性があります。
参考までに日本学生支援機構のQ&Aをご覧ください。

【Q&A】

 

  1. 万一、奨学金の返還を延滞した場合は、どうなりますか。
  2. (5)督促にも係わらず返還に応じない場合は、返還期日が到来していない分を含めた返還未済額(発生済利息を含む)及び延滞金について、全額一括での返還を請求します。(「期限の利益の喪失」)

(参考:日本学生支援機構「万が一、奨学金の返還を延滞した場合は、どうなりますか。」

この時点でブラックリスト入りしている可能性が高く、新たにカードローンや銀行からお金を借りることはできません

解決策がかなり絞られてしまうので、こうなる前に返済遅れや滞納を解決する必要があります

奨学金が払えないならカードローンを活用

どうしても奨学金が払えないという場合、カードローンという選択肢があります。

カードローンを活用するメリットは以下の通り。

【カードローンのメリット】

 

  • 利用用途に制限がない
  • 最短即日でお金を借りられる
  • 無利息期間サービスがある

それぞれ詳細をチェックしていきましょう。

利用用途に制限がない

カードローンには利用用途の制限がありません。
生活費や娯楽費はもちろん、奨学金の返済にも活用できます

また学生ローンやキャッシングと比較した場合カードローンの方が低金利です。

【金利の比較】

ローンの種類 金利の目安
カードローン 3.0%~18.0%
キャッシング(クレジットカード) 15.0%~18.0%
学生ローン 10.0%~18.0%

各種ローンの適用金利は借入金額に左右されます。

しかしカードローンの下限金利が最も低いのは事実です。
少しでも負担を抑えながら奨学金を返済したい方におすすめします。

最短即日でお金を借りられる

カードローンの中には即日融資に対応してくれるサービスがあります
例えばアイフルの場合以下の通り。

【即日融資の流れ(アイフル)】

 

  1. WEB完結で申し込む
  2. コールセンターに電話
  3. 審査
  4. 指定の口座に振込融資

当日中にお金を用意できるので、「今日が返済日」「引き落とし日が明日に迫っている」という方でも問題ありません。

ただ、審査内容によっては即日融資を受けられないこともあります
急なトラブルに対応できるよう、午前中までには申し込んでおくといいでしょう。

\ 在籍確認の電話&郵送物なし! /

無利息期間サービスがある

カードローンの無利息期間サービスを活用すれば利息を回避できます
大手消費者金融の無利息期間サービスは以下の通り。

【無利息期間サービス】

カードローン会社 サービス名
アコム 30日間金利0円サービス
アイフル 30日間利息0円サービス
プロミス 30日間無利息サービス

無利息期間サービスの大半は契約から30日をリミットにしており、その間に借入総額を返済すれば利息がかかりません。
「給料日の都合で返済が遅れそう」「一時的にお金を借りたい」という方にぴったりでしょう。

また、自分に合ったカードローンを見極めたいという方は、こちらの記事も参考にしてください。

カードローンの選び方のポイントってある?利用者に合わせた選び方を徹底解説!

まとめ

今回は、奨学金を払えない場合のデメリットや対処法について解説しました。

【ポイント】
  • 奨学金を払えない人は意外に多い
  • 延滞が続くと一括返済や信用情報が傷つく
  • 減額制度や猶予制度で解決しなければカードローンを検討

奨学金を払えない状態が続くと様々なデメリットが発生します。
何も対処しなければ日常生活にも影響を及ぼすので、借入先の団体に電話で相談しましょう。

しかし、全ての方が「減額返還制度」や「返還期限猶予制度」を利用できるわけではありません
手元にお金がなく、どうしても返済できない方も多いはずです。

大手消費者金融のカードローンなら最短でその日のうちにお金を借りられます
利用用途の制限がなく、無利息期間を活用すれば利息も発生しません。

「返済期日が明日に迫っている」「誰も頼れる人がいない」という方は検討してみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

※本記事は公開時点の情報であり、最新の情報とは異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

目次
閉じる