「アコムのおまとめローンって実際どんなものなの?」
「申し込みはどうすれば良いの?」
複数の消費者金融で借り入れが膨らみ、おまとめローンを検討中の方は多いと思います。
アコムのおまとめローンを利用すれば、金利負担が軽減できるだけでなく、返済の手間も少なくなるのでおすすめです。
今回は、アコムのおまとめローンについて以下の内容を紹介していきます。
アコムのおまとめローンを利用する際のポイントが、一通り理解できるはずです。
カードローンの返済にお悩み方はぜひ最後までご覧ください。
アコムのおまとめローンとは
アコムには複数の返済をひとまとめにできる「おまとめローン(貸金業法に基づく借換え専用ローン)」があります。
基本情報は下記の通りです。
貸付金額 | 1万円~300万円 |
貸付利率 | 実質年率7.7%~18.0% |
返済期間 | 借入日から最長13年7か月 |
返済回数 | 1~146回 |
担保・連帯保証人 | 不要 |
通常のカードローンとの違い
通常のカードローンとおまとめローンの違いは下記の通りです。
通常のカードローン | 1社ごとに借り入れを行う |
おまとめローン | 複数の借り入れを一本化する |
つまり、「個別に契約していた複数のカードローンを一本化」=「おまとめローン」となります。
また、おまとめローンと混同しやすい言葉に「借り換えローン」があります。
他社ローンへの借り換える点は共通していますが、おまとめローンは複数社を一本化、借り換えローンは1つの会社から他社へ借り換えるといった違いがあります。
しかし、カードローンによっては「おまとめ」と「借り換え」を区別していないケースもあります。
アコムも「おまとめローン(貸金業法に基づく借換え専用ローン)」としており、両者の区別をしていないので要チェックです。
即日融資は可能か
アコムのおまとめローンは即日融資に対応しています。
具体的な申込方法は下記の通りです。
ただ、おまとめローン申し込み時も審査が行われます。
審査結果によっては融資を断られてしまうでしょう。
おまとめローンを申し込む時間帯も注意してください。
事前にフリーコールに電話をかけ、準備万端の状態を心がけましょう。
在籍確認が行われる
おまとめローンの申し込みの際にも在籍確認が行われます。
勤務先にアコムの利用を知られたくないという方は注意が必要です。
なお、本人以外の第三者に知られることがないように、アコムとは名乗らずに必ず個人名での電話となります。
本人が電話に出なくても「○○は席を外しております」という言質が取れれば、在籍確認は完了します。
アコムのおまとめローンの申し込みについて
アコムおまとめローンの申し込みの流れは以下の通りです。
まずはアコムのフリーコールへ電話をかけます。
担当者が必要な書類と事前の手続きについて案内してくれます。
次のステップは、店頭窓口または自動契約機(むじんくん)への来店です。
その場で審査結果が回答され、審査に通過するとおまとめローンの融資がおります。
申込方法は窓口対応のみ
アコムのおまとめローンは、店頭・自動契約機(むじんくん)の窓口対応のみとなります。
店舗の営業時間は以下の通りです。
店舗窓口 | 平日9:30~18:00 ※土日・祝日は休業 |
自動契約機 | 9:00~21:00 年中無休(年末年始を除く) |
また、アコムの有人店舗は全国に4か所のみとなります。
- 西新宿支店(東京都新宿区西新宿1丁目3-1 新宿サンフラワービル2F)
- 川崎駅前支店(神奈川県川崎市川崎区駅前本町5-3 KOWA川崎駅前ビル2F)
- 天王寺支店(大阪府大阪市天王寺区堀越町16-9 毎日シルバ-ビル4F)
- 梅田支店(大阪府大阪市北区小松原町1-7 ミスターりんビル2F)
お近くに店舗のない方は、自動契約機(むじんくん)を利用しましょう。
申し込み時の必要書類
来店時に持参すべき書類は、本人確認書類・収入証明書の2点です。
本人確認書類、収入証明書としては以下が利用できます。
本人確認書類 | 運転免許証、保険証、 パスポート、マイナンバーカード |
収入証明書 | 源泉徴収票、市民税・県民税額決定通知書、 所得証明書、給与証明書、 確定申告書・青色申告書・収支内訳書 |
本人確認書類については、書類に記載の住所が現住所と異なる場合や、書類に現住所の記載がない場合は、公共料金の領収書か住民票の写しの提出が必要となります。
源泉徴収票などは、最新年度のものが必要です。
給与明細書は直近2ヵ月分が必要で、賞与がある方は直近1年分の賞与明細書も合わせて提出を行います。
忘れずに必要書類を準備しておきましょう。
どれくらい審査時間がかかるのか
基本的には通常のカードローン同様に、30分から1時間程度で審査が完了します。
ただし、時間帯によって審査に時間がかかることもあるので、時間に余裕をもって来店するようにしましょう。
アコムの審査時間について詳細を知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
アコムの審査時間はどれぐらい?審査を早めるコツ・審査の注意点も解説!
アコムのおまとめローンの審査基準
「おまとめローンの審査は厳しい?」「審査では何を見られるの?」など、審査基準について気になっている方も多いと思います。
審査においては、信用情報、返済能力、借入件数などをチェックされます。
アコムのおまとめローンの審査基準を詳しく見ていきましょう。
信用情報は問題ないか
通常のカードローン審査と同様に、おまとめローンの審査においても信用情報をチェックされます。
下記表のような金融事故が記録されている場合は、審査に落ちてしまう可能性が高いです。
金融事故の種類 | 内容 |
延滞 | カードローンやクレジットカードにおける2~3ヶ月以上の延滞 |
債務整理 | 合法的に借金を整理する手続き |
強制解約 | 延滞が長引いた際に、消費者金融などから強制的に解約されること |
代位弁済 | 利用者の代わりに保証会社が返済すること |
また、金融事故の情報は5~10年ほど残り続けます。
返済能力がしっかりしているか
おまとめローンでも、職業、年収、勤務先、住居の状況、家族構成などの本人属性は確認されます。
中でも年収や職業などの返済能力に関わる項目は、審査でも重点的にチェックされるでしょう。
借入件数が適正か
借り入れ件数が多すぎると、審査において不利になる可能性があります。
「複数のカードローンを利用している=返済能力に問題がある」と判断されるからです。
明確な基準は実際のところは分かりませんが、他社での借入が4件以上ある場合には、1件は完済するなど検討したいところです。
アコムのおまとめローンのメリット
アコムのおまとめローンの主なメリットは下記の3点です。
返済額を減らせるだけでなく、借入先が一つになり、返済の管理も楽になります。
その他、総量規制の例外となるため、年収の1/3を超える借入を一本化できる可能性もあります。
アコムのおまとめローンのメリットをそれぞれ見ていきましょう。
返済額を減らすことができる
消費者金融カードローンでの借り入れを一本化すれば、基本的には金利が下がります。
1社から大きな金額を借りる方が、金利としては低くなるためです。
金利が下がれば、返済額も元の契約より少ない金額で済みます。
借金を一本化できる
おまとめローンを利用すれば、返済先をアコムに一本化できます。
複数から借り入れをしてしまうと、どの借入先からの返済期日が迫っているのかが分かりにくくなり、混乱してしまうことも多いはずです。
返済先をアコムにまとめることで、返済管理が楽になり、精神的な負担を軽減できます。
総量規制の対象外
総量規制は、年収の1/3を超える貸し付けはできないという法律上のルールです。
通常のカードローンからの借り入れの際には総量規制が適用されます。
しかし、おまとめローンについては、総量規制の例外貸付となり、年収の1/3を超える貸付も可能となっています。
審査の結果によりますが、年収の1/3を超える借入を一本化できる可能性があります。
アコムのおまとめローンのデメリット
アコムのおまとめローンのデメリットとしては以下の2点です。
借換上限金額が存在する
アコムのおまとめローンの貸付金額の上限は300万円です。
借り入れの合計額が300万円以上あって、それを一本化したいと考えているのであれば、他社のおまとめローンを検討する必要があります。
銀行カードローンは対象外
おまとめローンでの借換えの対象となるのは、消費者金融のような「貸金業者(みなし貸金業者を含む)」からの借り入れに限ります。
銀行系カードローン、クレジットカードのリボ払いは対象外です。
アコムのおまとめローンの返済方法
アコムのおまとめローンの返済方法は下記の4つです。
ちなみに、おまとめローン利用中に他社カードローンを利用した場合については、アコムのおまとめローン(借換え専用ローン)の契約条項では言及がなく、規約違反にはならないと考えられます。
ただし、おまとめローンで返済中なのであれば、まずは返済を進めることを考えていくのが良いでしょう。
アコムのおまとめローンに関するまとめ
アコムのおまとめローンについて下記の情報を中心にまとめました
おまとめローンで返済をまとめれば、金利が下がり、返済金額は少なく済みます。
また、返済日も一つになるので、返済管理の手間も軽減できます。
申し込みは、フリーコールへ連絡の上、必要書類を持参して、有人店舗か無人契約機の店舗へ来店すれば手続きができます。
借入先が複数になり、返済の負担が大きくなってしまった際には、ぜひアコムのおまとめローンを利用を検討してみると良いでしょう。